俺はずっと陰キャだった。教室の端。会社の端。飲み会の端。どこに行っても端っこ。で、ある時期、「もう消えたい」って本気で思った。でもな、消えなかった。消えなかった理由を、今日は書く。
「陰キャ」というレッテルは、小学校で貼られた
最初に「お前、暗いな」と言われたのは小学4年の時だった。クラスの中心にいる奴が、休み時間に言った。それだけの一言だったけど、周りの空気が変わった。その瞬間から俺は「暗い奴」だった。
中学に上がっても同じだった。教室で喋る相手は限られてた。昼休みは図書室。体育の時間、ペアを組む相手がいない。「余った人」として先生に割り振られる。その瞬間の、教室中から向けられる視線。あれは今でも忘れない。
高校は進学校に行った。勉強だけはできた。でも「勉強ができる陰キャ」は、ただの「陰キャ」でしかない。文化祭も体育祭も、俺は裏方の裏方。存在していないのと同じだった。
大学で変われると思った。変わらなかった
大学に入れば環境が変わる。そう信じてた。入学式の日、隣の席の奴に話しかけようとした。口を開いた。でも声が出なかった。喉の奥で言葉が固まって、そのまま飲み込んだ。
サークルの新歓に一度だけ行った。50人くらいの飲み会。俺は端っこの席で、ウーロン茶を飲んでた。誰も話しかけてこない。1時間で帰った。翌日、サークルのLINEグループに入れてもらえなかった。多分、俺がいたことすら認識されてなかった。
4年間、ぼっちで過ごした。授業に出て、帰る。それだけの生活。友人と呼べる人間は、ゼロ。卒業式に出たけど、写真を撮る相手がいなかった。スーツ着て、一人で校門を出た。あの日の帰り道のことは、あんまり覚えてない。
社会人になって、「消えたい」が始まった
就職した会社は中小のIT企業だった。技術があれば人付き合いは最低限で済む。そう思ってた。甘かった。
朝礼のスピーチ。チームミーティングでの発言。飲み会での雑談。全部が地獄だった。技術はある。コードは書ける。でも「あいつ、何考えてるか分からない」って陰で言われてるのは知ってた。
30歳を過ぎた頃から、夜中に目が覚めるようになった。暗い部屋の天井を見つめながら、「俺、何のために生きてるんだろう」って考える。朝が来るのが怖い。会社に行くのが怖い。でも休む勇気もない。そんな日が続いた。
ある夜、スマホで「消えたい」って検索した。検索結果の一番上に、相談窓口の電話番号が出てきた。でも電話なんてかけられるわけがない。陰キャだぞ。知らない人と電話で話すなんて、それ自体が無理なんだ。
結局、その夜も何もしなかった。何もできなかった。ただ、暗い部屋で朝が来るのを待った。
転機は、画面だった
34歳の冬。会社の忘年会を仮病で休んだ夜、ネットをダラダラ見てた時に、FXのブログにたどり着いた。
最初は全く興味なかった。「投資」なんて、意識高い奴のやることだと思ってた。でも、そのブログを書いてた奴の一言が刺さった。「FXは一人で完結する。誰とも話さなくていい。」
その言葉が、俺の中で何かを動かした。誰とも話さなくていい。評価されない。チームワークもいらない。上司の顔色を窺う必要もない。ただ、画面の中の数字と向き合うだけ。
それは、陰キャの俺のために作られた世界みたいだった。
XMを選んだのは、「最悪でも借金にならない」から
FXを始めるにあたって、いくつかの業者を調べた。国内のFX業者は、追証がある。つまり、相場が急変して口座のお金以上の損が出たら、追加で払わされる。借金だ。
陰キャで、友達もいなくて、消えたいと思ったことがある人間が、借金を抱えたらどうなるか。想像したくもない。だから国内業者は選べなかった。
XMにはゼロカット制度がある。口座に入れた金以上の損失は出ない。最悪でも、入金した分を失うだけ。借金にはならない。この「最悪の事態が限定されている」という安心感。それが、俺みたいな人間にとっては決定的に重要だった。
5万円を入金した。それは、失っても生活に影響がない金額。俺の「消えたい」を「やってみたい」に変えた5万円だった。
チャートは俺を笑わない
FXを始めて最初に感じたこと。チャートは、俺が陰キャかどうかなんて気にしない。
会社では、発言しなきゃ評価されない。コミュニケーション能力がなきゃ昇進できない。飲み会で盛り上げられなきゃ「使えない奴」。でもチャートの前では、そんなもの一切関係ない。
エントリーして、利確して、損切りして。それだけ。人の目を気にする必要がない。誰かに気を遣う必要もない。「お前、暗いな」って言う奴もいない。
最初の1ヶ月、トレードノートをつけた。勝ったトレード、負けたトレード。何を根拠にエントリーしたか。全部記録した。これが、不思議と楽しかった。
誰にも見せない、俺だけのノート。でもそこには、俺の判断と結果がちゃんと記録されてる。人生で初めて、「自分の行動の結果」を客観的に見られる場所を見つけた気がした。
消えたい夜が、チャートを見る夜に変わった
FXを始めてから、夜中に目が覚めた時の過ごし方が変わった。以前は天井を見つめて、「消えたい」と思ってた。今は、スマホでチャートを確認する。
ニューヨーク市場の動き。ドル円の値動き。経済指標の結果。そういうものを見てると、頭の中が「消えたい」じゃなくて、「明日のエントリーどうしよう」に変わる。
これは逃げかもしれない。根本的な解決じゃないかもしれない。でも、消えたいと思ってた夜が、チャートを分析する夜に変わった。それだけで、俺にとっては十分だった。
陰キャでも、戦える場所はある
俺は今も陰キャだ。会社では相変わらず端っこにいる。飲み会は断る。友達は少ない。彼女はいない。それは変わらない。
でも、一つだけ変わったことがある。「自分には何もない」と思わなくなった。画面の向こうに、俺の居場所がある。誰にも評価されない、誰にも笑われない、俺だけの戦場がある。
お前がもし、同じように消えたいと思ってるなら、一つだけ言わせてくれ。消える前に、試せることがある。人と関わらなくていい場所で、自分の力を試せる方法がある。
FXが全てを解決するなんて言わない。でも、「消えたい」以外の選択肢が一つ増えるだけで、夜の過ごし方は変わる。それは、俺が証明してる。
── 田島タカシ
▶ 俺がXMを選んだ全理由を、1ページにまとめた。
▶ FXに興味が出てきたなら
「やってみたいけど何も分からない」── そんなお前のために、俺が全部調べて書いた。