手取り20万。それが俺の給料だ。毎月、銀行口座に振り込まれる数字は20万。一見、そこまで少なくねえって思う奴もいるかもしれない。でもな、実際に生活してみると、その20万がどれだけ絶望的な数字か分かる。そして、その絶望の中から、俺は決断を迫られた。
手取り20万の家計簿は、地獄そのものだ
毎月20万。そこから何が引かれるのか、一覧にしてみる。家賃が6万。これは地方の単身寮だから、この値段だ。都市部なら5万でも足りない。そこから光熱費が1.5万。水道、電気、ガス。生活に絶対必要な金。次は食費。俺は昼飯は弁当を持参する。朝飯は抜く。夜飯は自炊か、時々コンビニ。月3万。通信費が1万。スマホと自宅のネットで1万。
ここまでで、いくら残ると思う?20万から6万と1.5万と3万と1万を引く。合計11.5万。つまり残りは8.5万。8万5千円。この数字が、俺の自由金だ。
「え、8万も残ってるじゃん」って思った奴。甘い。ここからがっぽり引かれるんだ。洋服が必要になる。靴が壊れる。一回の買い替えで5千円。医療費。歯医者に行ったら1万。髪を切るのに3千円。スマホが古くなる。2、3年で買い替え。月割りにして5千円。交通費で月2千円。突然の物の破損や修理。トイレタンクの修理で2万。
月を通してみると、この「臨時費用」が絶対に発生する。何もない月は、ぎりぎり3万くらい貯金できる。でも、多くの月は1万も貯金できない。下手したら赤字だ。
「貯金できない」という絶望感
35歳で貯金が50万。これが俺の現実だ。親も死んだ。兄弟とも連絡がない。頼る人間は、この世にいない。医者に「あと40年は生きろ」と言われても、俺の貯金では30年ももたない。完全に詰んでいる。
新聞や雑誌では、「いかに貯金を増やすか」っていう記事が山ほどある。「月3万貯金する方法」「給与の3割は貯金に回そう」「老後資金は2千万必要」。そういうアドバイスを見ると、吐き気がする。3万貯金できる余裕がねえんだよ。
お前ら、分かってないだろう。給料20万ってのは、完全に「生存戦争」なんだ。貯金とか、投資とか、そんなもんは金持ちのゲーム。俺は、毎月20万という枠の中で、いかに死なずに生きるかだけを考えてる。30年後、40年後のことなんか考えたら、今すぐ首を吊りたくなる。
だから、ずっと思ってた。「人生、終わってる」って。
別の選択肢を探し始めた理由
34歳の秋。給料日の翌日、銀行の残高を見ながら、「このまま70歳まで働いて、何が残る?」って考えた。答えは、何も残らないってことだ。
同い年の奴らはどうだろう。結婚してて、子供がいて、家のローンを組んでる奴もいる。でも俺は、婚活パーティーに行った時、一度目で「お前のスペック、なんもないな」って言われた。年収も低い。将来性も見えない。親の金もない。
つまり、俺は「詰んでる」。どうあがいても、社会的なレールを走ることはできない。出世する見込みもない。昇給も期待できない。この会社で、この仕事で、毎月20万の給料。それ以上もそれ以下もない。
だったら、別の選択肢を探すしかねえんじゃないか。そう思った時に、ネットで目にしたのが「FX」ってやつだ。
「あ、これなら俺にもできるかも」って思った理由
FXのブログを読み始めた時、正直、興味なかった。「金持ちが金を増やすゲーム」だと思ってた。でも、あるブログの一文が目に止まった。「FXは、給料が安い奴ほど可能性がある」
その理由は、シンプルだった。給料が高い奴は、安定を求める。毎月の昇給で十分だと思ってる。だから、FXなんて始めない。でも給料が20万の奴は、違う。20万では足りないのが分かってる。だから、別の金の流れを作ろうとする。それが、FXだと書かれてた。
つまり、給料20万の俺は、実は「やる気がある」ってわけだ。そういう風に解釈されてた。妙に納得した。
別のブログでは、「XMなら、小額から始められる」と書かれてた。1万からでいいと。口座を作るのも無料。その日から始められるらしい。
給料20万の俺にとって、これほどハードルが低い選択肢は、他になかった。
「5万を失っても、死ぬわけじゃない」という判断
FXを始めるか始めないか。その決断に2週間かかった。理由は、シンプルだ。5万を失ったら、3ヶ月は貯金がゼロになる。風邪で仕事を休むような事態があったら、その時点でアウト。だから、慎重だった。
でもな、逆に考えてみたんだ。もし、FXで5万が10万になったら?1ヶ月分の給料が増えたわけだ。3ヶ月で1ヶ月分のボーナスをもらえるのと同じだ。そうなったら、人生が変わる。貯金も増える。余裕も出てくる。
そして、最悪のシナリオ。5万を全て失ったら?銀行口座に5万がなくなるだけだ。死にはしない。仕事は続く。給料は続く。来月の20万で、また日常に戻る。
つまり、5万は「試す金」として、ちょうどいい額だった。
決断は、10月15日の夜だった。XMのサイトにアクセスして、口座を作った。身分証のアップロード。住所確認。全部オンラインで完結した。翌日、口座が有効化された。そして、銀行から5万をそこに移した。
5万を動かした時、人生が変わった
最初のエントリーは、恐怖だった。チャートを見て、「上がるか下がるか」を決めるだけなんだが、その「決める」ってのが、こんなに怖いとは思わなかった。会社では、上司の決断を待つだけだ。自分で何かを決めた経験が、ここ10年ない。
だから、1000通貨でもいいから、ポジションを持つ。そうするだけで、心臓がバクバクしてた。でもな、その恐怖が、心地よかった。死んだような毎日から、初めて「生きてる」って実感できた。
最初の1週間は、3千円の利益で終わった。5万から5万3千に増えた。「あ、俺、金を増やせるんだ」って思った。それまで、給料20万という数字に支配されてた俺が、初めて「自分で金を作った」という体験をした。
1ヶ月目は、結果的に-8千円で終わった。つまり、4万2千円になった。負けた。でも、その負けの中に、勉強があった。「なぜ負けたのか」を考える時間が、妙に楽しかった。会社では、失敗したら上司に怒られるだけだ。反省の時間なんかない。でも、FXでの負けは、自分で分析できる。「ここを改善すれば、次は勝てるかもしれない」って思える。
人生終わりだと思ってた俺が、今何を考えてるか
口座には元本から増えている。※これは過去の一例であり、将来の利益を保証するものではありません。ただ、毎月少額でも増えている体験が、心理的に大きな変化をもたらしている。これは、給料20万の俺にとって、小さいながらも別の流れができたということだ。複利で計算すれば夢のような数字になるが、現実はそんなに甘くない。毎月勝てる保証はどこにもない。月に数パーセントの利益が出る月もあった。もちろん、損する月もある。
現在のペースがこのまま続くという保証はない。FXは変動が激しい。でも、大事なのは「別の金の流れ」ができたという心理的な変化だ。給料だけに依存していた心が、少し軽くなった。その軽さが、毎日を変える。
そして5年後は?人生100年の時代、5年は短い。でも、その5年の間に、「別の金の流れ」ができることの重要性は、計り知れない。
人生終わりだと思ってた俺が、今考えてることは、単純だ。「あ、俺、死なずに済むかもしれない」
FXで大金を稼ぐわけじゃない。月50万稼げるようになるわけでもない。でも、月5千でいい。月1万でいい。給料20万に、「別の1万」がプラスされるだけで、人生の絶望感は一気に薄れる。
社会は、「給料が全て」だと言う。会社に雇われた給料だけが、人生の全てだと言う。でも、その給料が20万だったら?その教えは、死刑宣告と同じだ。
だから、俺は別の道を歩いてる。チャートと向き合う道。自分の判断で金を動かす道。それは、決して楽な道ではない。負ける日もある。落ち込む日もある。でも、その道が存在するだけで、「人生終わり」って思いは、消えた。
お前の人生、本当に終わってるのか?
この記事を読んでるお前。もし、給料が安くて、貯金ができなくて、人生終わりだと思ってるなら。一つだけ言わせてくれ。
お前の人生は、まだ終わってない。社会が定めた「給料」という枠の中では、確かに選択肢は少ない。でも、その枠の外には、無限の可能性がある。
俺は、5万で試した。その5万が、俺の人生を変えた。別に、大金を稼いだわけじゃない。月数千円だ。でも、その「別の金の流れ」が存在することで、毎日が変わった。朝起きた時の気分が違う。会社での時間の感じ方が違う。
給料20万で人生終わりだと思うなら、その給料以外の道を探してみろ。それが、FXかもしれないし、別の何かかもしれない。でも、「自分で金を動かす」という経験は、絶対にお前を変える。
俺が証明してる。人生終わりだと思ってた俺が、今は「何か起こるかもしれない」って思ってる。その感覚の変化が、全てだ。
── 田島タカシ
▶ 低収入の俺が、なぜXMを選んだのか。全部書いた。