銀行の通帳を確認した時、俺の人生が目に見える形で終わってるのがわかった。35歳。給料は358万。残高は47万だ。
15年同じ会社なのに、貯金がない理由
大学卒業して、22歳で入社。今年37。つまり15年だ。15年も同じ会社にいて、貯金がほぼない。聞いた奴は絶対に笑う。「お前、給料何にぶっこんでんだ」って。
その質問に答えるのが、この記事の全部だ。俺は何もしてない訳じゃなく、「全部を無駄に使った」。それに気づいたのが35歳。もう戻せない。だけど、その過程を全部書く。同じ地獄にいるお前に、伝えたい。
会社員時代、給料は右肩上がりだった。22歳は月給18万。30歳で月給26万。今は月給30万。給与で言えば、ちゃんと昇給もしてる。年で言えば、358万。悪くない金額だ。別に、給料が少ないわけじゃない。
でも、その金は全部、どっかに消える。月30万の給料で、毎月35万使ってる。つまり、月5万のマイナスを、どっからかで補填してる。それが、貯金を減らし続けた理由だ。
月3万の「ゲーム課金」という毒
まず第一の敵。スマホゲーム。正確には、スマホゲーム課金。月3万。年で言えば、36万。15年だから、単純計算で540万。もし、この課金をしなかったら、貯金は600万近い。
ゲームなんて、言うほど面白くない。本当だ。俺自身がそう思ってる。でも、毎月課金してた。「限定キャラが出た」「強化ガチャが始まった」「新イベントが来た」。そのたびに、スマホを開いて、「3000円入金」を押してた。
最初は「月1000円くらい」のつもりだった。10年前。その時点で既に、月3万。いつの間にか、月3万が「標準」になってた。完全に中毒だ。
ゲーム会社の販売戦略は、本当に上手い。「確率0.5%の限定キャラ」「24時間しかない期間限定ガチャ」「課金者だけが倒せるボス」。そういう要素が全部つまってる。20代の俺は、それに完全にやられてた。
今、アンストしてる。理由は、金がないから。悔しいけど、それが現実だ。月3万あれば、いろいろできた。でも、今はそんな後悔しても遅い。540万。15年で540万を、1人で燃やした。
コンビニ飯の見えない蓄積
第二の敵。コンビニ飯。月いくらだと思う? 正確には計算してないけど、多分月2万5000円くらい。朝:コーヒーとパン。昼:弁当。夜:パスタか揚げ物。
会社には、弁当箱を持ってく奴もいる。でも俺は、毎日コンビニ。何で? 朝、弁当を作る気力がない。夜、帰宅して飯を作る気力もない。「コンビニで買えば解決」という、最も楽な選択肢。
コンビニの飯は、1食あたり600~800円。月に朝昼夜、30日食べたら、600円×3食×30日=54000円。実際はそこまでいってないけど、月2万5000円は確実。年で30万。15年で450万。
もし自炊してたら、月5000円くらいで済む。その差、月2万。年で24万。15年で360万。つまり、15年間のコンビニ飯で、俺は360万を失った。それだけで、貯金は400万近い。
今、弁当作ってる。朝5時に起きて、ご飯を炊いて、おかずを詰めて、持ってく。別に美味しくないけど、金が浮く。月2万浮く。それで、現実が変わる。
Amazon「深夜徘徊」と意味のない購買
第三の敵。Amazon。月1万5000。年18万。15年で270万。
ほぼ全部、いらないものだ。「いつか使うかもしれない」ってやつ。USB延長ケーブル、マウスパッド、クッション、加湿器、謎のガジェット。全部、今思い返すと「あ、別にいらなかった」。
深夜2時とか、仕事で疲れた時に、Amazonを開く。そして、何も考えずに「ワンクリック購入」。翌日、商品が届く。「あ、こんなの頼んだっけ」。それの繰り返し。
不安な時って、何か買いたくなる。恋愛がうまくいかない。仕事がストレスフル。そういう時、物を買う。それで気分が一時的に上がる。でも、その後に来るのは「また買った」という罪悪感。それを繰り返してた。
今、Amazonはほぼ使ってない。本当に必要な物だけ、リアル店舗で買う。その方が、後悔が少ない。
「月給の管理」をしたことがなかった
正直に言う。35歳まで、家計簿つけた事がない。給料が振込まれて、それを好きに使ってた。それだけ。
会社で「家計管理」の話になると、「あ、俺、そういうの得意じゃなくて」って言ってた。本当は違う。「やり方がわからない」じゃなくて、「見たくなかった」。自分の無駄使いと向き合いたくなかった。
年間の支出が、給料を上回ってる。それって、つまり「赤字経営」。会社なら、とっくに倒産してる。でも、個人だと「まあ、いいか」で済む。貯金があるうちは。
35歳の時、初めて本気で計算した。「今まで、いくら使ったのか」。給料が月平均23万(入社当初)として、15年×12ヶ月×23万=4140万。その中から、税金とか引かれるから、実手取りは大体3500万くらい。
そのうち、970万だけが「不動産とか大きな買い物」で消える。残り2500万。俺の口座には、47万だけ残ってる。つまり、2453万が「何かに消えた」。月数万ずつ、何もない所に消えた。
35歳で吐きそうになった夜
銀行のATMで、通帳を印字してもらった。残高:47万3284円。35年生きて、その金だけ。
その時、本当に「人生が終わってる」って感じた。結婚もできない。家も買えない。子どもなんて論外。貯金47万で、年収358万。15年後、俺は何になってるのか。
トイレに籠もった。本当に吐きそうになった。過去の自分を殴りたかった。何で気づかなかった。何で月3万のゲーム課金をやめなかった。何で毎日コンビニに行った。
でも、泣いても怒っても、時間は戻らない。47万は47万。35年は35年。その事実は変わらない。
「FX」という最後の選択肢
その翌日。絶望的な心境で、YouTubeをダラダラ見てた。そこで見かけたのが、「FX初心者向けガイド」。
最初は「また怪しい金儲けの広告か」と思った。でも、動画を見てみた。「XMTrading」っていう海外FX業者の説明。「ゼロカット制度があるから、最大損失が限定される」「少額から始められる」。
俺の状況を考えた。給料358万。毎月の収支は、相変わらずマイナス。貯金47万。どんどん減ってる状況。このままだと、後2年で貯金は0。その後、どうなる?
普通の貯金で増やそうとしても、月の貯蓄は0で、毎月赤字。人生詰む。でも、FXなら? 小額で始めて、うまくいけば、金を増やせる。そしたら、月の赤字を埋める事ができる。
47万の内、5万だけをXMに入金した。残り42万は、最後のセーフティネット。そして、FXを始めた。
35歳から変える「別の人生」
今、月3万のゲーム課金はない。コンビニ飯も、週1回程度に減らした。Amazonも、月3000円程度。そして、XMで週に数回、取引をしてる。
給料は相変わらず358万。年収は変わってない。でも、今の俺は「給料だけで生きようとしない」。FXの収益を、月の赤字補填に充てる。ゼロカット制度があるから、追証はない。最大損失は5万で済む。
実は、それまでの俺の問題は「給料が低い」じゃなくて「使いすぎてた」。その事実に向き合った時、初めて人生が変わった。
35歳で、俺は「人生の使い方」を変えた。ゲーム課金を切る。コンビニを減らす。Amazonを控える。そして、その「浮いた金」を、FXに使う。
今、月の収支は±0に近い。相変わらず、時々マイナスになる。でも、それはFXで補ってる。絶望の底から、少しずつ上がってきた感覚。35年で初めて、「将来がある」って思えた。
お前が同じような状況なら、今から動け。35歳で気づくのも、40歳で気づくのも同じだ。だが、気づいた今から、変えられる。過去は変えられなくても、未来は変えられる。
35歳で「金融リテラシーゼロ」だった俺の恥
35歳まで、俺はiDeCoもNISAも知らなかった。聞いたことすらない。銀行の定期預金について聞かれても、「利息? 年間何円とか?」程度の認識。実際にそのレベルだった。銀行口座を持ってるだけで、その口座がどういう仕組みで動いているのか、何も理解していなかった。
年収358万というのは、決して少なくない金額だ。世の中の一般的なサラリーマンの中では、悪くない方だ。だが、その金をどう運用するか、どう守るか、という知識が一切なかった。毎月の給料が振込まれて、それが消える。その繰り返し。銀行口座の金利が年間何円だか、知ったのは35歳の時だ。利息が年間で2000円とか、そのレベル。貯金47万円を銀行に放置していても、年間で数百円の利息がつく。それだけだ。
投資の「と」の字も知らなかった。株式投資、債券投資、投資信託──そういった言葉は、テレビか何かで聞いたことはあるが、自分がやるものだという認識は全くなかった。むしろ「投資」という言葉自体が、危険で、ハイリスクなものという印象しかなかった。「投資で失った」という話を聞いたことはあるが、「投資で成功した」という話は、あまり耳に入ってこなかった。
給料は全部、生活費と浪費に消えた。その中で、金融商品のことなんて考えもしなかった。考える必要がないと思ってた。月に稼いだ金を、その月に使う。そのサイクルの中で、金融知識なんて不要だと思ってた。だが35歳で、通帳の残高を見た時、その思い込みが大きな間違いだったことに気づいた。
今は違う。FXを始める前に、色々調べた。iDeCoの仕組み。NISAの税制優遇。投資信託の種類。そして、FXとは何か。その過程で、金融リテラシーという概念が、どれほど大切かを知った。35年生きていながら、その重要性に気づかなかった自分が、本当に恥ずかしい。だが、遅くはない。今からでも、学べる。今からでも、金を守る事も、増やす事も、できる。
── 田島タカシ
▶ 俺がXMを選んだ全理由を、1ページにまとめた。
▶ FXに興味が出てきたなら
「やってみたいけど何も分からない」── そんなお前のために、俺が全部調べて書いた。